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Marketing Cloud Account Engagement(旧:Pardot)とは?料金やメリット・デメリットを徹底解説!

こんにちは、DX攻略部です。

今回は、DXツールの一つである、『Marketing Cloud Account Engagement(旧:Pardot)』について、紹介していきます。

Marketing Cloud Account Engagementを導入したいと考えている人や導入を検討していて、具体的な特徴を知りたい人におすすめの記事となっております。

導入のメリットからデメリットまで網羅出来ますので、最後まで読んでみてください。

Marketing Cloud Account Engagementとは?

Marketing Cloud Account Engagementは、旧:Pardotで、2022年4月7日より製品名が変更になっております。

セールスフォース・ドットコムが提供しているMA(マーケティングオートメーションツール)です。

MA(マーケティングオートメーションツール)とは、「マーケティング活動の自動化・効率化」や、効率化を実現するためのツールのことを言います。

このツールを使うことにより、営業・マーケティング部門の生産性の向上が期待できます。

Marketing Cloud Account Engagementの特徴

Marketing Cloud Account Engagementは、まず、自分の会社に興味があるそうなクライアントの行動を可視化します。

その後、興味や関心に応じたマーケティング活動を実現する仕組み作りをサポートします。

具体的な商品として、「Engagement Studio」が有名です。

Webサイトからの資料請求やオンラインセミナーの申し込みなど、多少自分の会社に興味がある見込み客の行動などを可視化します。

その後、思考や感情をメルマガ配信で開封率などで分析し、認知から検討、購入・利用へ至るプロセスを考えてくれるMAツールです。

このことにより、数打てば当たる営業活動が減り無駄のないマーケティング活動を実現できます。

Marketing Cloud Account Engagement(Pardot)の料金

Marketing Cloud Account Engagementの料金については、2022年7月時点では、下記の4つプランとなります。

項目 Growth Plus Advanced Premium
月額料金 150,000円(税抜)/月 300,000円(税抜)/月 480,000円(税抜)/月 1,800,000円(税抜)/月
メールアドレス数 最大 10,000 最大 10,000 最大 10,000 最大 75,000

ランクが上がっていくほど、使用できる機能が増えていきます。また、いずれも年間での契約となります。

最大メールアドレス数は決まっておりますが、さらに追加費用を支払うことで拡張することも可能です。

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Marketing Cloud Account Engagement(Pardot)の評判・口コミ

ここでは、Marketing Cloud Account Engagementの良い口コミと悪い口コミも調べてみましたので、紹介していきます。

「良い評判・口コミ」

  1. Salesforceと連携してさらに利便性を高められた
  2. 新規の見込み客の把握・商談がしやすくなった
  3. マーケティングをする上での、課題や解決策が見つかり、顧客数が増えた

メルマガの配信を24時間365日、自由なときに配信できるので、マーケティング活動に役立てている人が多いようです。

また、Salesforceと連携させて、業務効率化を大幅に高められたという嬉しいコメントを載せている方もいました。

メルマガを配信をした後の顧客の行動履歴が自動的に蓄積されるので、非常に便利という口コミが多かったです。

『悪い評判・口コミ』

  1. SalesCloudとのデータ連携に時間がかかる。
  2. 専門性が高く、教育コストがかかった。

システムが重く動きが悪いや、SalesCloudとのデータ連携が遅いなどの不満がありました。

しかしこれは、連携データの量が膨大だった可能性があり、一概には言えません。

また、日常的に使わない用語が出てきて、触ってみないと分かりにくいなど、システム面での不満も一部ありました。

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Marketing Cloud Account Engagementを導入するメリット・デメリット

次に、Marketing Cloud Account Engagementを導入するメリット・デメリットについて、紹介していきます。

Marketing Cloud Account Engagementを導入するメリット

『メリット』

  1. BtoBマーケティングの運用が大体完結出来る
  2. セミナーなどの案内ページや会社資料の申込フォームなどをテンプレートで簡単に作成可能
  3. 必要な情報を求めている見込み客のみに配信が可能(One to One配信)
  4. One to One配信のおかげで開封率・クリック率の向上が可能
  5. メール開封状況、埋め込んだリンクのクリック率、Webページ既読状況の数値化が可能

BtoB間のオンラインセミナーなどの申込み管理や、メルマガの送信などを一括化し、見込み客の管理を実現することが出来ます。

これにより、新規の見込み顧客の獲得、商談の管理を効率的に行うことが可能です。

また、Webページのアクセス履歴を記録するため、Cookieにて、データ収集を行います。

このデータ収集により、配信したメールの開封率・クリック率などを確認することができ、マーケティング活動に役立てることができます

Marketing Cloud Account Engagementを導入した際のデメリット

『デメリット』

  1. 使い始めの人にとってはツール内の用語がわかりにくい場合がある
  2. 用意されているテンプレートがレスポンシブデザインが非対応

簡単なメール作成などはすぐに可能ですが、複雑なメール作成になると、専門用語が多く対応できないという口コミがありました。

人にもよると思いますが、フォームの作成やランディングページの作成などが慣れるまでは、難しいようです。

多少は、フロントの知識が必要になる可能性があることを覚えておいた方がいいかもしれません。

Marketing Cloud Account Engagementが向いている会社と向いていない会社は?

ここでは、Marketing Cloud Account Engagementが向いている会社と向いていない会社について、紹介していきます。

自分の会社が導入することに、現状向いているのか、向いていないのかを十分に把握した上で、導入を検討していきましょう。

Marketing Cloud Account Engagementが向いている会社

『向いている会社』

  1. メルマガやメール配信を活用して、新規顧客を増やしたい会社
  2. 見込み客に的確なアプローチを実施したい会社
  3. 見込み客の購買意欲の高まりをスコア化し、経営に活かしたい会社

Marketing Cloud Account Engagementは、配信したメールのクリック数や既読率を数値化できます

そのため、見込み客の興味や関心を的確に把握することができます。

数打てば、そのうち当たるマーケティング手法よりも、効率的に売上を伸ばしたい会社に、向いています。

Marketing Cloud Account Engagementが不向きな会社

『不向きな会社』

  1. 取引先が固定客ばかりで安定している会社
  2. Salesforceとの連携していない会社

取引先が固定客ばかりで、会社として新規開拓をしない会社には、不向きかもしれません。

また、Salesforceとの連携していない会社でも、使用可能ですが、連携できないデメリットが大きいようです。

集めたデータの分析や活用をしっかりと行いたい場合には、Salesforceとの連携をおすすめします。

まとめ

ここまで、Marketing Cloud Account Engagementについて、紹介してきました。

Marketing Cloud Account Engagementは、見込み客の興味・関心を的確に把握したい方におすすめのツールです。

自分の会社に、少しでも興味や関心を持ってくれた人の購買意欲を高めたいという方は多いのではないでしょうか。

新規顧客の獲得が伸び悩んでいるという方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。

また、他のツールの記事についても、下記に紹介しておくので、是非あわせて読んでみてください。

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