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低価格のホームページ制作が失敗する理由とは?【WEB制作】

こんにちは、DX攻略部です。

「低価格のホームページ制作のデメリットは?」
「安く制作できる理由は?」
「上手く利用する方法はありませんか?」

今回の記事では、こういった疑問を持ったサイト制作を検討している方のために、低価格のサイト制作プランのデメリットと上手く利用する方法を解説していきます。

格安の制作会社は、その価格から利用しないことを多くの方が進めています。しかし、利用する側がデメリットとメリットをしっかりと把握することで、上手く活用することも可能です。

この記事を見れば、格安のサイト制作会社の何が問題でうまく利用するためにどのような点に気を付ければ良いのかを知ることができます。

ホームページの必要性・役割が明確でない方は、こちらの記事を先に見ることをおすすめします。

▼なぜ企業にホームページは必要なのか?制作する目的から分かるHPの活用方法

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  • 低価格で制作を進められる理由
  • 低価格のサービスで考えられるデメリット
  • 低価格のサービスをうまく利用する方法

などをできるだけわかりやすく、解説しようと思います!。

低価格でホームページ制作を進められる理由

低価格のホームページ制作会社は、なぜ低価格でホームページを制作することが可能なのでしょうか?その理由から、低価格の制作会社のデメリットに迫ろうと思います。

制作できる理由として以下のようなことが考えられます。

  1. デザインのテンプレート化
  2. コンテンツを依頼者から提供してもらう
  3. 制作サポートを行わないため

理由①:デザインのテンプレート化

格安で制作できる一つ目の理由は、デザインをテンプレートをもとに制作しているためです。

格安の制作会社では、元々できているホームページのデザインから画像やテキストを変更するだけで制作を完了できる形になっています。

一般的な制作会社に制作依頼をすると、基本的な構成といったものは変わらない場合もありますが、ユーザーのアクセス経路や制作する目的に合わせたサイト構成を考え制作を進めていきます。

そういった工程を省くことができるため、格安で制作を進めることができます。

理由②:コンテンツを依頼者から提供してもらう

二つ目の理由は、画像・サイトコンテンツを依頼者に用意してもらうことによって費用を抑える方法です。

トップページに使われるサイトロゴや企業の雰囲気を表現するための画像、サイト内の情報を増やしていくためのコンテンツなど、本来はどのページにどういった内容のコンテンツを制作していくかを決めてからページを増設していくものを依頼者自身に作成してもらうため、制作会社側はホームページの枠組みだけを提供する形になります

依頼者がコンテンツを用意しない場合は、フリー素材の画像コンテンツなど制作会社側の費用がかからないものを利用します。

理由③:制作サポートを行わないため

三つ目は、サイトを運営するためのサポートを行わないためです。

格安の制作会社では、依頼者が契約→資料→資料通りに自ら制作、といった流れが多いです。逆に言えばそこまで簡易的なサイト制作が行われているということになります。制作サポートを行っている格安制作会社もありますが、その度に料金がかかったり制限がある場合が多いです。

制作会社は一度ホームページを制作するためのシステムを開発し、そのあとは月額のレンタル費用を利用者から得ることで格安のホームページサービスを提供することが可能になっています。

低価格のホームページ制作会社で考えられるデメリット

低価格の制作会社に制作を依頼する場合、どのようなデメリットが生じる可能性があるのでしょうか?

デメリットを知った上で、格安制作会社に依頼するにはどういった部分に気をつければいいのかをより深く知ってもらえたらと思います。

低価格の制作会社を利用することで考えられるデメリットを紹介させて頂きます。

『低価格の制作会社で考えられるデメリット』

  1. デザイン性の高いサイトが制作できない
  2. サイトへアクセスが集まらない
  3. データの所有権がない

デメリット⓵:デザイン性の高いサイトが制作できない

低価格の制作会社を利用すると、サイトの独自性やデザインに力を入れたサイトを制作することは難しくなります。

なぜ低価格でサイト制作を行えるのか?といった点でも説明しましたが、低価格でサイトを制作するためにはサイトごとの画像やコンテンツが変わってもテンプレートのデザインを利用することは避けられません。

上手く利用することで、他のサイトとの違いを出すことも可能かもしれませんが、画像素材やロゴ制作には素人と技術者との差がどうしても出てしまいます。

企業サイトとしてホームページを利用する際は、サイトデザインは企業イメージに大きく影響すると思われます。格安の制作会社を利用することは、他のイメージ戦略をするよりもホームページをリニューアルした方がイメージアップにつながるといった問題が生じることの原因になるかもしれません。

デメリット⓶:サイトへアクセスが集まらない

二つ目のデメリットは、サイトへのサクセスが集まりにくくなる可能性があります。

低価格の制作会社では、どのようなキーワードを狙ってコンテンツを制作していけばいいのか?どのようなツールを使ってサイトを分析すればいいのかなど、インターネットを利用して集客をするためのサポートを行ってくれる制作会社がありません

あるとすれば、サポート費用として追加で費用がかかる形だと思います。つまり、依頼者側に制作した後の運営の全てを任しているため、SEO対策やコンテンツマーケティングをしっかり行っているサイトに比べて、アクセス数が集まらない傾向にあります。アクセスが集まらなければ、サイトを制作した意味がありません。

デメリット⓷:データの所有権がない

三つ目のデメリットは、サイトデータの所有権がないことです。

サイトを構成しているプログラミングファイルやお客様情報を契約が切れたら返却もしくは、回収するために追加で費用がかかる場合がほとんどです。低価格のホームページ制作の場合、ホームページ制作環境を制作会社からレンタルしていると考えるのと同じような形式になるため、基本的にプログラミングファイルをいじることもできません。

もしこのシステム情報を手に入れることができてしまったら、同じように低価格な制作サービスを行うことができてしまいます。これがデータの所有権が依頼者にない理由です。

低価格のホームページ制作会社をうまく利用する方法

しかし、決して低価格のホームページ制作サービスが絶対に悪いわけではありません。上手く利用することで費用を格段に抑えることができるのも事実です。

ここからは、低価格の制作会社を利用する際に気を付けるべきポイントを紹介させて頂きます。

  • サイト管理・運営を行なう人材を自社で確保する
  • 簡易的なコーポレートサイトとして利用する
  • 低価格の制作会社ができることとできないことを把握する

Point①:サイト管理・運営を行なう人材を確保する

低価格の制作会社を利用しようと考えている方は、自社でサイト制作・運営に詳しい人材を確保しましょう。

一般的な制作会社とは違い、制作後のサポートは基本的にはありません。サイトを運営する上で気を付けるべきポイントやSEO対策について詳しい人材が自社にいれば、低価格の制作会社を利用してもサイト運営をうまく進めることができると思います。

そういった人材がいない場合は、サイトを制作しても上手く機能せずビジネスに生かせないものがほとんどです。一般的な制作会社に依頼することをオススメします。

Point②:簡易的なコーポレートサイトとして利用する

企業の簡易的なコーポレートサイト、名刺に近い形でホームページを利用したい場合は、格安プランでも上手く活用することができる可能性が高いです。

サイトからの問い合わせを増やしたい、人材採用を活性化させたい、そういった企業目標がある場合はしっかりとしたホームページを制作する必要があると考えられますが、そうではなく会社の存在証明といった名刺がわりのサイトとして利用するのであれば、格安プランでも十分対応できると考えられます。

Point③:低価格の制作会社ができることとできないことを把握する

最後に低価格帯の制作会社に制作を依頼する場合は、その制作会社がその価格で何ができて何ができないかを正確に把握しておきましょう。

低価格の制作会社で多くあるのが、基本料金は安いが一つオプションを増やすごとに費用がかかり、結果的に一般的な制作会社に依頼したのと値段が変わらず、品質を考えたらむしろ損をしたといったケースです。

こういった問題が起きないためにも、制作会社を選ぶ際は複数の企業と比較してからそれぞれの会社のメリット・デメリットを把握してから依頼するようにしましょう。

まとめ

今回は、低価格のサイト・ホームページ制作会社を利用することによるデメリットと上手く利用する方法について解説しました。

サービス自体は、予算が少なく簡単な自社ページが欲しいという方にとっては、とてもニーズのあるサービスだと思います。そのため、こういったサービスが悪いのではなく、利用する側の利用方法が重要になってきます。

サービスのメリット・デメリットを把握し上手く活用できるようにしましょう。