こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。
「大学のオウンドメディア運営を検討している」
「大学のオウンドメディアにはどんなメリットがあるの?」
オウンドメディア運営を検討している方の中には、大学のオウンドメディアを検討している方もいらっしゃるかと思います。
大学のオウンドメディアは、成功事例も多く、さまざまなメリットがあるでしょう。
今回の記事では、大学のオウンドメディアについてメリットや成功事例・ポイントなどについてご紹介します。
大学のオウンドメディア運営を検討している方は、ぜひご覧ください。
オウンドメディアとは
オウンドメディアとは、広義には「自社が保有する全てのメディア」を指し、SNSをはじめ、社外向けのパンフレットなどが該当します。
しかし、狭義には「自社が保有・運営するブログ型のサイト」を指し、特にWebマーケティングにおいては、狭義の意味で使用されることがほとんどです。
自社で運営するため、自由度が高く、オリジナリティのある発信を行うことが可能で、多くのメリットがある手段です。
例えば、新規顧客の開拓・リクルーティングなど。
このようなオウンドメディアを大学が運営するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
オウンドメディアを運営するメリット
続いては大学がオウンドメディアを運営するメリットについてご紹介いたします。
メリットは以下の3点です。
『メリット』
- 知名度を上げることが可能
- 大学のブランディングが可能
- ファンを獲得可能
大学がオウンドメディアを利用することで、知名度を上げることが可能でしょう。
現在では、多くの企業でオウンドメディアが運営されていますが、大学の市場を見てみると、まだまだオウンドメディアが普及していないことがわかります。
そのため、個性を出して発信することができれば、知名度の向上や大学自体のイメージを定着させることが可能で、ブランディングの一環となるでしょう。
また、個性のある発信を続けることで、大学に興味のあるユーザーがファンになってくれる可能性もあります。
下記の記事では、勉強という共通のテーマを扱う学習塾のオウンドメディアについてもまとめておりますので、ぜひご覧ください。
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オウンドメディアに掲載するコンテンツ
続いて、大学のオウンドメディアに掲載するコンテンツについてご紹介いたします。
- 大学の特色を伝えるコンテンツ
- キャンパスライフについてのコンテンツ
- 学生のオリジナルコンテンツ
1つずつ見ていきましょう。
大学の特色を伝えるコンテンツ
まず1つ目は、大学の特色を伝えるコンテンツです。
大学にはそれまでの歴史や培ってきた実績から、大学の特色としている点がいくつかあると思います。
例えば、青山学院大学はキリスト教の教育に力を入れており、オウンドメディアでも発信を行っているほどです。
大学ごとの特色を伝えることで、大学の個性をユーザーに伝えることが可能で、ファンになってくれたり、志願者になってくれたりする可能性があるでしょう。
キャンパスライフについてのコンテンツ
2つ目は、キャンパスライフについてのコンテンツです。
大学のオウンドメディアは、発信内容にもよりますが、大学受験をするユーザーも多くいるでしょう。
うちの大学では、どのようなキャンパスで過ごせるのか、どのような授業を受けることができるのか、近くには何があるのかなど、キャンパスライフについての発信を行うことで、より具体的な入学イメージをユーザーの与えることができます。
また、現役の学生に限らず、卒業生はどうなっていったのかなどをインタビュー形式で、発信することもおすすめです。
オリジナルコンテンツ
3つ目は、オリジナルコンテンツです。
オリジナルコンテンツというと、難しいかもしれませんが、大学ならではの強みを活かし、学生と協力したイベントをオウンドメディアで企画してみるなど、実現できそうなことは多いでしょう。
実際に、学生がオウンドメディアの運営に大きく関わっている例などもあります。
大学という強みに加え、大学の特色を活かせるコンテンツを考えましょう。
大学のオウンドメディア成功事例
続いては、大学のオウンドメディアの成功事例について見ていきましょう。
- アオガクプラス(青山学院大学)
- Meijin.net(明治大学)
- ザッツ・京大(京都大学)
1つずつご紹介します。
アオガクプラス(青山学院大学)
アオガクプラスは、青山学院大学のオウンドメディアです。
「青山学院を、発見する。」をテーマに運営されており、大学の歴史や部活動、中等部など、さまざまなカテゴリーの情報発信を行なっています。
特に、青山学院大学はミッション系大学であるため、特色であるキリスト教の発信に力を入れています。
Meiji.net(明治大学)
Meiji.netは明治大学が運営するオウンドメディアです。
ニュースサイトのような構造になっており、教授陣がさまざまな分野の詳しい情報を発信しています。
連載記事などのオリジナリティもある、オウンドメディアです。
ザッツ・京大(京都大学)
3つ目は、京都大学が運営する、ザッツ・京大です。
ザッツ・京大は京都大学の自由さを前面に出して、情報発信を行なっています。
アカデミック内容から、連載記事などのオリジナリティのある発信もあり、京都大学っぽさが存分に感じられるオウンドメディアです。
大学がオウンドメディアを運営する際のポイント
最後に大学がオウンドメディアを運営する際のポイントについてご紹介します。
- 運営の目的を明確に定めること
- ターゲット・ペルソナの設定
1つずつ見ていきましょう。
運営の目的を明確に定めること
まず、運営の目的を明確に定めることが大切です。
大学のオウンドメディアを運営する目的は、いくつか考えられますが、知名度の向上を狙うのか、志願者数の向上を目指すのかなどを明確に定めましょう。
運営する目的が変われば、ターゲットや発信するコンテンツが大きく変わります。
目的とターゲット・内容が合っていないメディアは、ほとんど成功しませんので、しっかりと目的を明確にしましょう。
ターゲット・ペルソナの設定
続いてがターゲット・ペルソナの設定です。
オウンドメディアの運営目的をもとに、ターゲット・ペルソナを設定していきましょう。
目的とターゲットがあっていないと、望む効果が得られないことに加え、ターゲットが定まっていないとメディアの一貫性も失われてしまいます。
また、ターゲットをある程度設定できたら、具体的なペルソナを設定することが大切です。
より詳細なユーザー像を設定することで、ニーズに沿ったコンテンツ作成が可能となるでしょう。
まとめ
ここまで、大学のオウンドメディアについてご紹介してきました。
大学のオウンドメディアは、成功事例はあるものの、まだまだ参入余地のある市場です。
大学の特色をしっかりと把握し、オリジナリティのある発信をすることができれば、大学で抱えている悩みを解決する手段となり得るでしょう。
今回の記事を参考に、大学のオウンドメディアについて検討してみてはいかがでしょうか。