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不動産業界のオウンドメディア運営!成功するコツや成功事例を紹介

こんにちは、DX攻略部のなおぴーです。

「不動産のオウンドメディア運営を検討している」

「不動産のオウンドメディアを成功させるためのコツなどはある?」

運用代行やコンサルティング・士業の広報担当の方の中には、不動産のオウンドメディア運営を検討している方もいらっしゃるかと思います。

不動産のオウンドメディアには、通常のオウンドメディアと異なる点もいくつか存在します。

今回の記事では、成功するコツやコンテンツの内容・成功事例などについて解説してきます。

不動産のオウンドメディア運営を検討している・成功させたいという方はぜひご覧ください。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、マーケティングの手段の1つで、広義にはSNSや社外向けのパンフレットなど、自社が出版するすべてのメディアのことを指しますが、狭義にブログ形式のWebサイトを指して使われることが多いです。

Webサイト上で情報発信を行うことで、自社の認知を伸ばすことから、採用などまで多くの目的を達成する手段として利用できます。

オウンドメディアを利用する主な目的としては、認知度の拡大・売り上げの向上・ファンの獲得などが多いです。

オウンドメディアを運営するメリット

不動産業界がオウンドメディアを運営することで得られるメリットは以下の3つです。

『メリット』

  1. 企業の認知度向上
  2. リピーターの獲得
  3. 売り上げ向上
  4. リクルーティング可能

不動産業界がオウンドメディアを利用するメリットは、オウンドメディア自体のメリットと大きく変わりませんが、リピーターが獲得できる可能性がある点は、大きなメリットとなるでしょう。

不動産の中でも賃貸を扱っているのか、一軒家・土地を扱っているかなどさまざまに分かれますが、大きな買い物となるため、利用頻度はそこまで大きくありません。

しかし、リピーターを獲得することができれば、例えば更新の時期にもう一度他の物件を利用してくれたり、土地を購入したいといったときに利用してくれたりなど、一回で得られるものが大きい分、リピーターの存在も大きいです。

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オウンドメディアに掲載するコンテンツ

不動産のオウンドメディアにおすすめの掲載コンテンツは以下の4つです。

  • 不動産に関する知識
  • 物件紹介
  • 利用者の声
  • 自社の紹介

1つずつ見ていきましょう。

不動産に関する知識

まず1つ目にご紹介するおすすめのコンテンツは、不動産に関する知識についてのコンテンツです。

オウンドメディアの運営においては、ユーザーが求める有益な情報を発信することがとても大切な要素となります。

身近にある不動産ですが、いざ賃貸の契約や物件・土地の購入となった際に、意外と知らないことが多いことに気づく人もいるでしょう。

そのような人達(ユーザー)に向けて、有益な知識を届けることができれば、自社に対して良いイメージを持ってもらえる可能性が高いです。

物件・土地など取り扱う商材・サービスの紹介

続いては商材・サービスの紹介です。

不動産業界と一括りに行っても、取り扱う商材・サービスは、賃貸・一軒家・土地・不動産投資など会社によって異なります。

主に物件を取り扱っている会社であれば、物件の詳しい情報・おすすめの物件などの紹介。

不動産投資を扱っている会社であれば、不動産投資についての紹介など、自社が行っている事業に即したコンテンツを作成しましょう。

利用者の声

3つ目は利用者の声です。

近年の消費行動には大きく変化が生じており、ユーザーは購入などのアクションを取る際に、必ずといって良いほどインターネットでの検索を行います。

検討しているサービス・商品の情報はもちろんですが、特に重要視されるのが口コミなどの実際に利用した方の声です。

実際にサービスを利用してくれた方などにインタビューやアンケートをお願いし、コンテンツを作成すると良いでしょう。

自社の紹介

最後に忘れてはいけないことは、自社を紹介するコンテンツです。

オウンドメディアを利用する目的は、認知度や売り上げの向上・採用活動などさまざまありますが、どの目的を達成する上でも、自社を知ってもらうことは欠かせません。

自社がどんな事業を行い、どんな理念に基づいて、どんなサービスを提供しているのか紹介するコンテンツを作成しましょう。

不動産業界のオウンドメディア成功事例

続いて、不動産業界のオウンドメディアの成功事例について見ていきましょう。

数ある成功事例の中で今回は下記3つを取り上げました。

  • SUUMOジャーナル
  • 楽待不動産投資新聞
  • ひつじ不動産

SUUMOジャーナル

SUUMOジャーナル

1つ目にご紹介するのが、株式会社リクルート住まいカンパニーが運営するSUUMOジャーナルです。

SUUMOジャーナルでは、不動産・住宅の紹介だけでなく、家選びや人気の街・暮らしの情報など、住まいや暮らしに関わる情報を数多く発信しています。

SUUMOへの誘導を目的としており、見積請求や住宅ローンなどに関する資料請求などをコンテンツのゴールとして作成されています。

不動産業界でもトップクラスの企業が運営しているメディアで不動産業界でオウンドメディアを始める際には、お手本となるメディアでしょう。

楽待不動産投資新聞

楽待不動産投資新聞

続いて2つ目にご紹介するメディアは、株式会社ファーストロジックが運営する楽待不動産投資新聞です。

メディア名の通り、不動産投資に関する情報を中心に発信しており、テキストだけでなく、動画を適切に使用している点が特徴のメディアとなっています。

コンテンツのゴールとしては、同社が運営する楽待への誘導・査定相談などが設定されています。

不動産投資に特化しているメディアですので、不動産投資を主な事業内容としている企業は参考にするべきメディアでしょう。

ひつじ不動産

ひつじ不動産

3つ目は、株式会社ひつじインキュベーション・スクエアが運営するひつじ不動産です。

同社はシェアハウス事業を運営しているため、シェアハウスについての情報が中心となっており、インタビュー記事や調査レポートなどさまざまなコンテンツを発信しています。

コンテンツのゴールとしては、物件へのお問い合わせが設定されています。

入居者インタビューなどは、シェアハウスを紹介する上で欠かせないコンテンツですが、一般的なアパート・マンションなどの賃貸についても同じことが言えます。

シェアハウス事業に限らず、不動産業界全般として同メディアのインタビュー記事はとても参考になるでしょう。

不動産業界がオウンドメディアを運営する際のポイント

最後に、不動産業界がオウンドメディアを運営する上で、抑えたいポイントについてご紹介します。

  • コンテンツのゴールを明確にする
  • ターゲット・ペルソナを設定
  • 運営方法・運用体制の決定

1つずつ見ていきましょう。

コンテンツのゴールを明確にする

まずは、コンテンツのゴールを明確にしましょう。

成功事例の項でそれぞれのメディアが何をコンテンツのゴールとして設定しているかを紹介しましたが、成功しているメディアには第三者から見ても分かるようなゴールが設定されており、この点がとても大切です。

コンテンツのゴールは、最終的にオウンドメディアを運営する目的にも繋がってくる部分となりますので、メディア運営の目的を明確にするところから始めると良いでしょう。

ターゲット・ペルソナを設定

2つ目は、ターゲット・ペルソナの設定です。

どのような業種においても、ターゲットやペルソナの設定は重要な項目ですが、特に不動産業界においては、どの層にターゲットを設定するかによって大きく情報の内容が大きく変化します。

富裕層向けなのか、一人暮らし向けなのか、同棲・結婚を検討している方向けなのか、自社の事業と照らし合わせ、ターゲット・ペルソナを設定しましょう。

運営方法・運用体制の決定

3つ目は運営方法・運用体制の決定です。

オウンドメディア運営は、自社で行うことも可能ですが、運用代行やコンサルを採用するという選択肢もあります。

自社にノウハウが全くない状態では、通常よりも時間がかかる+コストだけがかかり結果に結びつかないという状態に陥ってしまう可能性が非常に高いです。

また、定期的な更新が前提となるため、仮に自社で運用する場合でも運用体制の構築がとても重要な要素となります。

自社の状況や求める成果を加味した上で決定すると良いでしょう。

まとめ

ここまで、不動産業界のオウンドメディアについてご紹介いたしました。

不動産業界のオウンドメディアは成功事例も多く、参入障壁が高く感じられるかもしれません。

しかし、参考となるメディアを元に、今回ご紹介したポイントをしっかりと抑えることができれば成功する可能性が高まります。

今回の記事を参考に不動産業界のオウンドメディア運営を検討してみてはいかがでしょうか。