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ファッション・アパレル業界のオウンドメディア運営!成功するコツや成功事例を紹介

こんにちは、DX攻略部です。

多くのブランドがあるファッション・アパレル業界。

他社との差別化を図るためにオウンドメディアを始めている企業も多いようです。

でも、オウンドメディアといわれてもよくわからないという方もいるのはないでしょうか。

この記事では、オウンドメディアとは何かということから、オウンドメディアを運営することのメリットなどを成功事例を交えながら紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で保有するメディアの総称です。

本来はパンフレットや自社サイトの全てのことを指します。

しかし、オンラインマーケティングの中では、自社で情報発信を行うブログのようなサイトを意味します。

オウンドメディアは、検索エンジンを使った悩みごとや困りごとを解決したい人に接触することができます。

しかし、FacebookなどのSNSでは検索エンジンにはひっかからないのでできません。

オウンドメディアはSNSにはない強みを持っているのです。

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オウンドメディアを運営するメリット

オウンドメディアを運営するメリットは以下の通りです。

『メリット』

  1. ブランディング向上につながる
  2. SNSとの相乗効果も期待できる
  3. 潜在顧客を獲得できる

ブランディング向上につながる

オウンドメディアで、自社のブランドの考え方、コンセプト、ビジョンなどを発信することによって、人々の共感を呼ぶことができます。

そして、その共感は自社のブランドを選んでくれる要素になります。

SNSとの相乗効果も期待できる

InstagramやTiktokは拡散性は高いのですが、同じコンテンツを何度も繰り返すことは多くありません。

しかし、SNSから少しでも興味を持って流入してきた人を、オウンドメディアの詳しい記事を読んでもらうことで、さらにき込める可能性があります。

潜在顧客を獲得できる

自社ECサイトをオウンドメディア化していれば、ニーズが顕在化していない顧客を獲得できる可能性があります。

たとえば、アウターが欲しくて「冬、あったかい服装」というキーワードで検索した人がいるとします。

そのキーワードにヒットするようなコンテンツを作れば、アウターだけでなく、インナーやマフラーなどの小物を提案することができるのです。

検索した人があったかい服装として、まったく考えていなかったインナーなどをオウンドメディアでは販売につなげることが可能です。

オウンドメディアに掲載するコンテンツ

では、オウンドメディアには何を掲載すればいいのでしょうか。

オウンドメディアでは、コンテンツマーケティングという手法に注目が集まっています

コンテンツマーケティングとは、「ユーザーに有益な情報提供することで、サイトにアクセスしてもらう」施策のことです。

ユーザーに興味を持ってもらえるコンテンツを提供できれば、集客が望めるということです。

集客を望めるコンテンツの例を4つ紹介します。

  • WEBマガジン 
  • 動画LIVE配信 
  • トレンドの特集 
  • SNSとのコラボ

WEBマガジン

雑誌のようにさまざまな特集が掲載されているコンテンツです。

幼児用の服を売っている企業では、育児や子育てに関する記事をあげていたり、食、音楽、映画などさまざまなものを取り上げている企業もあります。

しかし、どれも自社のブランドの背景やコンセプトに沿った特集になっています。

動画LIVE配信

動画を使った商品の紹介コンテンツです。

LIVE配信ですので、着こなし方やサイズ感など質問がある人は、その場で質問することができます。

商品のデザイナーが登場していたりするので、どんな思いで作った服なのかを聞けるという楽しみがあります。

トレンドの特集

流行りのトレンドに対しての特集コンテンツです。

トレンドの商品の上手な着こなしかたなどが掲載されています。

また、今季の企業側のおすすめ商品を見ることができます。

SNSとのコラボ

Instagram、TiktokなどのSNSなどを利用したコンテンツです。

人気インフルエンサーに自社の商品を着てもらい掲載することで、SNSからの流入を狙えます。

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ファッション・アパレル企業のオウンドメディア成功事例

次にファッション・アパレル企業が運営して成功しているオウンドメディアを3つ紹介します。

  • SHIPS MAG
  • 土屋鞄製造所 
  • DOOR

SHIPS MAG

株式会社シップスが運営しているオウンドメディアです。

MAGとは、MAGAZINE(雑誌)のことで、その名の通り雑誌を読んでいるかのようなオウンドメディアになっています。

掲載されている記事は、ある業界のトップランナーやショップスタッフなどへのインタビュー、季節やトレンドに沿ったファッション特集などさまざまです。

写真を使った見出しのページがあり、そのページをスクロールして興味あるコンテンツを選んで見ることが可能です。

それは、まるで目次をみて、興味ある記事を見れるファッション雑誌のよう。

オシャレなオウンドメディアになっています。

土屋鞄製造所

老舗企業である株式会社土屋鞄製造所が運営しているオウンドメディアです。

自社の製品紹介・販売の他、自社製品のヘビーユーザーのインタビューなんかも掲載されています。

落ち着いた雰囲気のサイトで写真を使用し、ブランド独自の世界観をうまく作りあげているオウンドメディアになっています。

DOOR

株式会社エービーシー・マートが運営しているオウンドメディアです。

スニーカーやブーツなど靴に関する情報が、さまざまな切り口で掲載されています。

たとえば、スニーカーを長持ちさせる手入れの方法や靴を主軸としたコーデの方法、インタビューを通して、ライフスタイルを絡めた靴の選び方などです。

幅広い客層が楽しんで読めるオウンドメディアになっています。

ファッション・アパレル企業がオウンドメディアを運営する際のポイント

オウンドメディアを運営する際のポイントは以下の3つです。

  • 目的を意識する 
  • ユーザーの悩み・不安を解決するコンテンツを意識する 
  • ビジュアルやSNSをうまく活用する

コンバージョンポイントを意識する

コンバージョンとは、成果を指します。

どこにコンバージョンポイントを置くかによって、コンテンツの内容や目標が変わってきます。

目的をしっかり意識したオウンドメディアを作成しましょう。

ユーザーの悩み・不安を解決するコンテンツを意識する

オウンドメディアの強みは、検索エンジンにひっかかることです。

検索をかける人は何かしらの悩みや困りごとを解決しようとしています。

そのため、ユーザーの悩みや困りごとを解決するコンテンツ作りを意識しましょう。

悩みや困りごとを解決することで、信頼を得ることで商品販売までつながる手段となります。

ビジュアルやSNSをうまく活用する

ファッション・アパレル業界は、他の業界に比べ、悩み対するキーワード検索のバリエーションが少ない傾向があります。

そのため、悩みや困りごとの解決をするコンテンツだけでは、特出した違いを生むのは難しいです。

そこで、ブランド独自の世界観、コンセプトに共感してもらうためには、ビジュアルやSNSで興味を惹くようなコンテンツ作りが大切です。

まとめ

今回、ファッション・アパレル企業でオウンドメディアを運営するメリットを紹介してきました。

オウンドメディアは、ブランディング向上という点で効果を発揮してくれます。

ブランド力を育てたいのであれば、オウンドメディアの運営をぜひ検討してみてください。